社会問題特集―理不尽、残酷、心が痛む 児童虐待編
やさしかった両親は、なぜ子供に牙を剥くのか…?
社会問題特集―理不尽、残酷、心が痛む 児童虐待編 作品一覧
母はなぜ我が子にそこまで残酷になれたのか──? 朱実は役立たずの夫に似た長男・大樹を邪険に扱うようになった。やがて、長女・奈々が生まれ、大樹への虐待がエスカレートしていった。「1日にほんの数時間」、大樹をロフトに上げたことに味をしめ、視界から消すように1日中大樹をロフトに追いやり、まるで3人暮らしのような生活に。水とおにぎりだけを与え、ロフトにカーテンをつけてさらに大樹にひどく当たる朱実は、目を離したすきにロフトから下りた大樹に激しい暴力を加え──? 2010年、奈良県で実際にあった虐待事件を漫画化した問題作!! ※この作品は『ストーリーな女たち ブラック Vol.5』に収録されています。重複購入にご注意ください。
「ぼくがママを守るから!」出生届も出されないまま、育児放棄をされる息子。それでも、息子は母を慕い続ける。私生児出産、殺害を繰り返す鬼畜母のため、ついに幼い子どもは「ママを守るため」泣きわめく妹の首に手をかけた――!(「ママとぼくだけの家」) 054番のコインロッカーから響く、赤ん坊の泣き声。子どもを産めない女が導かれ、捨てられた命と出逢う! 暗闇に脅える幼子に、ついに女は母親さがしを決意するが……?(「コインロッカー・ベイビー」) 家族にご飯を食べさせるため、娘は女中という名の妾として売られた。まだ恋もしらない娘は、ただ跡取りを産むための道具として生かされ、殺されようとしていた――。昭和初期、東北の寒村の娘たちを襲う涙の決断!(「わかれっぱ 東北身売り哀史」)ほか、1作品を収録!