飯野文彦劇場 ないものの子

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小説・実用書

飯野文彦劇場 ないものの子

あらすじ/作品情報

主人公の「私」が小説家である事を知り「実は私も小説を書いたことがあるの…」と自作をメールで送ってきた憧れの女性。その内容は、彼女の清楚な外観からは想像もつかない淫らで、破廉恥な官能小説。いやはや、作中話として全文が掲載されているこの小説がまた本格的で、思わず生唾を飲みこみたくなるような内容。地位も名声もある夫人が、銀座の公衆トイレで繰り返す痴態…。これだけでも読み応えがあるのだが、さらに本作は驚くべき結末へと進んでいく。官能小説と言うべきか、ホラー小説というべきは、はたまた…。

タイトル
飯野文彦劇場 ないものの子
作者
ジャンル
文芸ホラー/怪奇(国内)
掲載誌
出版社
e-NOVELS
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