飯野文彦劇場 おのこの缶詰

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飯野文彦劇場 おのこの缶詰

あらすじ/作品情報

私はある本を読んだことをきっかけに部屋を片付け始めた。不要なものを全部捨ててしまおうと思ったときに、段ボール箱から転げ落ちたのは、直径10cm、高さ15cmほどの缶詰。側面には「おのこの缶詰」と書いてあり、「使用法・ホルマリンに漬けてあるので、何か透明な器にうつして、鑑賞すべし」とも併記されている。思い起こすこと10年ぐらい前、仕事仲間との飲み会で、二次会へと向かう途中に出会った屋台で、半ば無理矢理に買わせられたものだったのだ。瓶を買ってきて、缶を開けて中味を移し替えてみるとそれは…。

タイトル
飯野文彦劇場 おのこの缶詰
作者
ジャンル
文芸SF(国内)
掲載誌
出版社
e-NOVELS
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