書店員:はちむし
舞台は中世ヨーロッパ。”地動説”の研究は禁忌とされ、暴力と恐怖で淘汰されていた時代。
現代では当たり前の”地動説”を証明するために、たくさんの血が流れました。
研究者たちの生きざまを熱く描く、手塚治虫文化賞も獲得したスゴイ作品です!!
このまま神学を勉強していれば将来は明るかったが、
ある日出会った異端者に、運命を大きく変えられる…
フベルトが研究していたのは、
当時禁忌とされていた「地動説」だった。
フベルトは研究資料の在処をラファウに託した後、処刑されてしまう。
危険で不確かなこの研究を燃やしてほしい、という手紙に従い火を付けるが…
しかし、ラファウは自分の直観に従い、
”地動説”の研究を引き継ぐ決意をする…!!
書店員:はちむし
この作品では、地、知、血、など、色々な「チ」がテーマになっています。
暴力に屈して個人が死んだとしても、知識は後世に受け継がれていく。
だから、人の好奇心(知)を暴力(血)でコントロールすることはできない、という何とも激熱なストーリー。
所々、ガチ泣きしてしまいました😭
この漫画はもはや教科書!全人類に読んで欲しいです!!