「霊が見える」以外に特に特徴のない14歳少年、桶屋風太。特にドラマティックなものも求めず、親しい友達たちとありふれているけれど楽しい毎日を過ごしていた。そんなある日、石神紘子という女の子が彼の学校に転校してきて、彼女の堂々とした振る舞いに風太は思わず一目惚れ！

学校の友達の話、部活の話……他愛のない話を続けていくうちに、だんだん仲良くなってきた二人。しかし、ふとしたきっかけで風太の頬の痣を見た瞬間、紘子の態度が一変する――！？

「生まれ変わり」「永い付き合い」などと訳の分からない単語を聞かされながら、謎の輪で紘子に殴られる風太。次に目を醒ました時……彼は「過去生」での記憶の中に居た！！！

彼が初めて見ることになった過去生…フォンの人生は、悲劇的な結末を迎えて―