あなたの隣の部屋で何が起きているか、想像したことはありますか?時には、知らない方が「安全」なこともあるのです。アパートの一室で、「穴」が開いたことで始まる出会いと別れ。「マンガボックス」で創刊号からカルト的な人気を誇った『穴殺人』。一気読みがおすすめです。
とあるアパートの一室
金が底をつきライフラインを絶たれる直前、生きる気力を失った黒須越郎は自殺を試みるも失敗
壁に小さな「穴」が開いた
そこにはとてつもない美女が!!
その夜からひきこもりで自殺まで考えた彼に、ささやかな生きる目的ができた‥‥‥!!
「穴」を覗くことはすでに習慣となっていた。
ところが除き始めて1ヶ月が経ったある日…
背後に忍び寄る怪しい影
電話は止められている、直接助けに行くしか…!
なんと彼女は男を殺してしまった!?動揺が隠せない黒須。それでも「穴」を覗くことを止められなかった…。あれは幻覚だったのだろう。そう何度も言い聞かせて引き続き覗き見ライフは続く。一枚の壁越しに起こっている「何か」にハラハラが止まりません!
あれから3週間後、
同じ部屋で「殺人」が行われた。
幻覚ではなかったのだ
繰り返される「殺人」を覗き続ける黒須
「殺人」には、あるルールが見えてきた。
まずは薬で身体の自由を奪い
あとはカッターナイフで
切り刻む
気付かれた!!!
ついに「穴」がバレてしまった黒須!彼女は殺人鬼。自分も殺されてしまうのか・・・?いや、でもそもそも死のうとしてたじゃないか。訳が分からない葛藤が黒須の頭を錯綜する。果たして黒須越郎は彼女に殺されるのか?それとも。
二人の前に次々と現れる怪しい影・・・
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